〜作品ガイド〜

 いい加減アーカイブがかなりのものになってきたので、ビジターさん向けにちょろっとご案内を。

 物語は、士官学校で教官をしているタリウス(=ジョージア先生)と彼が拾ったチビッコ、シェールを 中心に展開していきます。日に日に悪がきになっていくチビと、チビに翻弄されながら、なんだかんだ 保護者として成長していくタリウスが見所のひとつです。お仕置きも徐々にハードになっていきます。

 ともかくこのふたりの軌跡をという方は、「冒険心」から始まる心シリーズをお読みいただき、その後は、 白背景にブルー系の壁紙を目印としてお読みください。「親心子心」と「帰郷」でターニングポイントを向かえます。 「お題」は順不動ですが、「逃走」→「雷とオバケと」の順だとしっくりきます。

 さてさて、なんだかんだ言いつつも、日々平和に生きる彼らの前に、突如母の親友を名乗る強敵が現れます。 彼女の登場により、物語は思わぬ方向へとシフトしていきます。かつての師と衝撃的な再会を果たした彼女は、 以降めくるめくスパライフを披露してくれます。
 このバカップルを追いたいという方は、「親友」からスタートし、お題の「エンドレス」に寄り道し、「花と鞭」 へ進み、再びお題の「敗北」「畏怖」「混沌」あたりを覗いて、「ママと箱入り娘」「硝子の心」と進んでください。 こちらは、「出航」がターニングポイントです。

 いきなり「鬼のミルズ先生」が気になってしまった方は、ともあれ「鬼の後継」を覗いてみてください。 彼のことを追いたいときは、ともかく黒背景を追っていけばオーケー。「邂逅」「道標」もオススメです。

 それから、本作では一応もう1組M/Fを扱っております。物語のしょっぱなからちょくちょく出てくるお嬢さん、 登場回数こそ多いくせに、イマイチ立ち位置のわからない彼女も、ときどきスパられてくれます。 彼女がメインを張るのは、「乙女心」「迷い子の行方」「Complex?Complex!」「桜の下で」と お題「優美」「時計」「蝶」「気高い」(過去話)となっております。

 ついでにムダ情報ですが、教官をしているタリウスは「剥れた仮面」「幼気な反乱」「鬼の後継」(一応) 「鬼の子供」「鉄は熱いうちに」(サイドB)「鬼の居ぬ間に」(サイドA)などで見ることが出来ます。 「鬼の本領」ではぶっちぎりで教官しています。
「剥れた」と「鉄は」を読み比べると、彼の別人ぷりに鳥肌が立ちます(滝汗)。アルを叱っていたときの 彼はお父さんモードだったんだよ、とこんなところで言い訳してみる。

 2020年追記。
 いろいろあって、現在小説の一部を非表示にしています。書き直して再アップするかもしれませんが、そのままお蔵入りするかもしれません…